ヨーイクサトオヤノブログ

小学校低学年から一緒に暮らしている息子(里子)との話

育て治し、にもの申す。

ものごころついた頃からずっとガッコのような集団の中で生きてきた息子。研修や交流で何度も施設には訪れたけれど、ガッコが苦手だった私には、そこは集団生活のエキスパート、精鋭部隊の集まりのように見えた。



そんな彼が誰よりも誇れるものは、協調性だ。

養育里親の仕事は育て治しといって、細かな作法なんかに執着してしまう人が多いけれど、


私はそんなことは、あとあとでいいかな(^^;)とおもっていた。


それより文字通りひとりで、彼が今まで必死に獲得してきた生きる術を一般社会でどう使っていけば輝けるかを、レクチャーすることが大切だなと思っていた。


だから転校初日に言ってみた


「大丈夫! みんなと仲良くしたいというその気持ちをいつもなにより大切にしている君なら友達はすぐできる!」と


その言葉が思った以上に心に効いたようで、そこから彼の作戦:トモダチが始まった。



見守る親はコミュ障だから、とーっても刺激的な日々だったのではあるけれど…