ヨーイクサトオヤノブログ

小学校低学年から一緒に暮らしている息子(里子)との話

店員さんに質問できない

うちの子は店のスタッフに質問ができない。わからないことを聞く、ができないのだ。私が何かを尋ねようとしても、止めに入ることもある。飲食店で料理がなかなか来ないので、まだですか?と聞くのもいやがる。それは家庭生活を始めた今もかわらない。ちなみに我が家は店員にオラオラ偉そうにするタイプではない、念のために😅 

初めは経験不足で恥ずかしいのかと思っていた。けれどどうやら仕事をしているスタッフの手を止めてお願いすることに躊躇しているよいだった。その戸惑いを見て、仕事で育てられた子の特徴なんだな、とピーンときた。スタッフ本人さえも気付いてないような「はあ💦」という心のため息を感じとるのが怖いようだ。私なんてリアルにため息つくときあるけれど、それは息子は気にしないので何かが大きく違うのだろう。

この前はゲーセンで遊んでいたら停電になり投入していたコインが消滅したと友達と電話で話していた。言ったらよかったのにーとでも相手に言われたのだろうが「いや別にいいし💦なんか悪いし」と返していた。客が店へ忖度って😅となんだか不思議な行動をとる息子。

スタッフに何も質問できないのは、何かと困るだろうなと思っている。

背中で語る

見当たらないエアコンのリモコンを探すくらいなら暑くてもいいという選択をする、めんどくさがり屋の息子。私もこどものときそうだったので気持ちはわかる。こどもってそんなものだろうとさえ思っているが、夫には解せないようだ。まあ夫は気になると答えを見つけずにはいられない質なので、リモコンのありかがわからない→別にいっか😅の発想が謎なのだろう。

しかしまあ、こういう場合、普通は捜すのだろうか? もうすっかり大人になった私は探す。家族が困るし管理不行きでぜーったい文句言われるし😥でも自分だけの世界のことなら、めんどくさかったらやっぱり探さない笑。他人と関わる世界を意識できるようになるまではめんどくさがり屋には無理かもしれない。成長するなかで否応なくめんどくさいでは片づけられないことが起きる。うるさく言っても今は伝わらない、背中を見せて教えるしかないこともあるかなと、母はひたすらがんばっている😝

仕方ないからしてあげるを封印した話

仕方ないからしてあげる、と息子はよくいっていた。いやいやしてるってことで怒らせたいたいのがわかるので

「気持ちのあるなしは気にしません。やっていただければ結構です」

と、そのたび返してやった😁

そういうと、これでもかと言うようないやいや態度だがしてくれる。まあだいたいは、ランドセルしまってきてとか脱いだ服洗濯機に入れてみたいなことなのだが笑。

一度、ものすごく食い下がってきて

「サイテーと思われてても気にしないんだ!」「ものすごくいやいやされてもいいんだ!」「喜んでしてほしいとか思わないの?」とか、とことん挑発してきたが

「どんな気持ちでするかはその人の自由だし、せっかくしたのにやる気ないとかぐちぐち言われるの、ひらひらが嫌いなので言わない😁」

と言うと、妙に納得していた。それからやる気がないけどするではなく、やってあげたいからするんだぞ!と念をおすようになった。気持ちは宣告しないと気づいて貰えないと思ったのだろう😅 学校でも先生に言うらしく

「進んでしてくれるときは、したいからするんだといつも申告してくれます笑」と教えてくれた。まあ、恩着せがましく、いやだけどしてやったと言うよりかは、清々しいかなと😅 良くも悪くも育てたように育っている。